レモンバーベナ

ハーブ

レモンバーベナについて

学名:Aloysia triphylia (Lippia citriodora)   科名:クマツツラ科    利用する部分:葉

和名:コウスイボク    草木の種類:落葉低木

細長い葉っぱにレモンに似た爽やかな香りを持ったハーブです。ハーブティーとしてだけでなく、フランスのアロマ製品(リネンウォータや化粧水)などでもレモンバーベナのものは多いです。レモンのような香りですが、柑橘とはまた違う優しい香りが何とも言えません。

フレッシュはハーブティーとして使うことが多いですが、ドライだとポプリや冬のほっこりハーブバス、お料理用にハーブソルトに加えたりと思いついたときに使えるのでとても便利です。

夏になると枝があちこちから延びて葉っぱも大きくなります。茂り過ぎると風通しも良くなくなるため、時々剪定します。剪定した枝はそのまま麻ひもでまとめて家の風通しのいい場所に吊るせばドライになるので、しっかり乾燥させたらジップロックに入れて保存して冬まで楽しめます。

ブレンドは比較的どんなハーブとも相性がいいので、あまり難しく考えずに好きなハーブと混ぜると深みが出て美味しく頂けます。ローズとのブレンドはレモンバーベナの品の良いレモン様の香りとローズの芳香との相性がいいので大好きです。

レモンバーベナとローズレッドのブレンド。

逆さに吊るしてドライに。

レモンバーベナの花と冬越し

レモンバーベナは落葉低木なので、冬になると枯れて葉っぱが全て落ちてしまいます。その後枯れた状態で冬越しし、春になるとまた葉が出てきます。6月から7月ごろに枝の先端にとても小さい花をつけます。葉っぱに比べるととても小さい花です。花の咲く時期が葉の香りもいいと言われています。

 

↑真冬のレモンバーベナ。

↑春になると葉っぱが出てきます。

↑レモンバーベナの蕾と花。