バスボム(はじける入浴剤)

アロマ

基本のバスボム

簡単に作れるはじける入浴剤です。別名バスボム。

基剤となる重層とクエン酸もドラッグストアなどで手に入る材料で、どちらも清涼感のある素材なのでシュワシュワしながらも爽やかな入浴が楽しめます。ジメジメした今の季節におすすめの入浴剤です。

最近よくあるシリコン素材の型などを使うと色々な形のバスボムが作れます(上の写真)。でも私は手も汚れないし、簡単に写真のようなOPPなどのビニール袋で作ることがもっぱらです。

子供と作っても楽しいです。そしてお風呂に入ってもしゅわしゅわ泡が出ていい香りなのでさらに楽しい入浴剤です。

子供が小さい時は気が向くと、中に小さなおもちゃを入れて、入浴剤の中からおもちゃが出てくるという市販のお遊び入浴剤みたいなのを作りましたが、これまた喜ばれます。

ラッピングをしてちょっとしたプレゼントに、こんな入浴剤をもらっても嬉しいですよね。

作り方は

重層 大さじ3

クエン酸 大さじ1

エッセンシャルオイル 5,6滴

ハイドロソル(芳香蒸留水)または水 少々(スプレータイプのものがおすすめです)

ビニール袋に重層とクエン酸を入れて軽く混ぜます。そこにエッセンシャルオイルを垂らして揉むように良く混ぜ、水分が少ないようならハイドロソルか水をシュッとひと吹きしてまた良く混ぜます。丸い形にしっかり握って口を閉じて固まるまで1時間ほど置いたら出来上がりです。(水分が多いとじゅわじゅわ溶けて固まらなくなるのでほんの少量にしてください!)

また、柑橘系などは皮膚に刺激が強い場合がありますので、お肌が弱い方はエッセンシャルオイルの使用については十分お気を付けください。

ハーブ入りバスボム

ワークショップで喜ばれるハーブ入りのバスボムです。

ハーブを入れると見た目が可愛くなるし、シュワシュワしている時に中からひらひらハーブが飛び出てくるのが見ていて楽しいので気に入っています。

工程としては、上の基本のバスボム作りの際にエッセンシャルオイルを加える前にひとつまみくらいきれいな色のハーブを加えます。よくクエン酸や重曹などと馴染ませてからエッセンシャルオイルを加え、丸くする際に外から見栄えも考えて足りないようなら少量のハーブを散らして固めます。

お風呂でバスボムがシュワシュワした後ハーブが広がり、ハーブ風呂が楽しめます。

‥…でもそのあとどうするか??

ハーブを浮かべて楽しんだ後、お風呂掃除をする時に排水溝にそのままハーブを捨てるのは気が引けますし、詰まりの原因にもなります。

そこで私はワークショップでは出来上がった後、お持ち帰り用に「水切りネット」をお一人につき1枚差し上げています。百円ショップで30枚入りのものです。

ハーブの入浴剤を作る時は、ドライハーブでもフレッシュハーブでも、そのままお風呂に入れることもありますが、「コットンガーゼ」でくるんで麻ひも等で縛ってハーブが飛び出ないようにします。

なのでガーゼでもよかったのですが、費用もかかりますし、水切りネットだと三角コーナーやキッチンの排水溝バスケットにぴったりはまるように袋状になっていますから使いやすいです。(お茶パックやだしパックでも同じように使えますが、中身が見えづらいです。)

作ったバスボムをお風呂に広がらせたくない場合は、水切りネットにバスボムを入れて口を結んでからお風呂に落とすと、ハーブが広がらずにシュワシュワして、ネットに集まったハーブの香りを楽しんだり、腕や脚にパッティングして使うなんていう事もできます。

ハーブをお風呂の中で広がらせて楽しんだ場合も、最後にこのネットを使ってハーブを捕まえるのが意外と楽しかったりします。ハーブはそんなにたくさん加えるわけではないので、その程度のハーブをこのネットを捕獲網のようにどんどん捕まえていくのは、子供と楽しむのにはちょうどいいバスタイムのお遊びです。

大人の私がやっても、細かいハーブ残らず捕まえてコンプリートしてみせる、みたいな気持ちになってきて、いい香りを楽しみつつそんなことにムキになってやっていました(笑)。

この水切りネットは色々な種類がありますが、「ストッキングタイプ」の伸びが良くて目の細かいものがおすすめです。

ワークショップ参加者の方から最後にこの水切りネットを差し上げながら説明すると「至れり尽くせりですね」と言われることが度々。自分の家で「お風呂に残ったハーブ問題」の解決方法を考えた時に、この水切りネットがよかったのでいつもワークショップではの方法でやっているのですが、いつもいい反応を頂けるのでよかったなと思っています。