ポプリを作る

ハーブ

乾燥させたハーブをポプリにするのもハーブ活用法としておすすめです。

私が子供の頃にポプリが流行って、コルク栓の小さい瓶詰になったものやオーガンジーの袋に入ったものなど友達からの誕生日プレゼントなどでもらったことがあります。そんなポプリは人工的な強い香りだったので、当時からポプリというもがあまり好きではありませんでした。

そんなポプリも、今作ろうと思ったら自分で育てたハーブを乾燥させて、エッセンシャルオイルを混ぜてできるので、香りも自然です。

ポプリの作り方を調べると香りを持続させるために、オリスルートやバニラビーンズを入れるといいようです。キッチンにあるスパイスのクローブやシナモンなどを入れるとちょっぴりスパイシーな香りになります。

上の写真のポプリは自家製のドライのラヴェンダーの花と葉、ゼラニウムの葉、レモンバーベナ、レモンタイムです。エッセンシャルオイルはラヴェンダー、ゼラニウムを加えました。

サンダルウッドやパチュリなど重たい香りを入れるとさらに香りの持続効果があるかなと思いましたが、ハーブ自体の香りを大切にしたい時はシンプルなブレンドでもいいと思います。

時々瓶を振って、1か月ほど熟成させると完成します。

 

1か月以上経って、瓶を開けると香りも落ち着いて優しい香りになります。エッセンシャルオイルだけの香りとはまた違う、ドライハーブやスパイス、エッセンシャルオイルが混ざって熟成された深い香りです。人工の香料は一切入れていないので、市販のポプリのような独特な強い香りはしません。香りが弱くなったら好みのエッセンシャルオイルを数滴垂らします。

写真の入れ物はかなり前にプレゼントでもらったポプリが入っていたガラス製のもの。いつか何かに使おうと、容器だけ取っておいてよかったです(笑)。気密性はそんなにないので蓋をしてもかすかに香りが楽しめます。時々蓋をあけて香りを漂わせます。他にもお気に入りのお皿や器などに入れて飾っても素敵です。

ポプリは見た目も重要なので、千日紅も入れています。ちょっと赤が入ると見た目も鮮やかです。やはりお花のドライが入ると彩りがいいので、バラを蕾の状態で収獲してドライにしたり、きれいな色の花びらを乾燥させて加えるのもいいかも。

夏は貝殻、秋はどんぐりなどの木の実を入れても季節感が出ていいなと思います。